神戸市東灘区の神戸港内にある人工島で総面積595haと大規模な海上文化都市・六甲アイランド。
六甲アイランドは高度経済成長期に貨物量が増えたこと、今後人口が増えることが予想されて作られた人口島です。
タワマン・レジャー施設・ショッピングモールなど住居をメインに作れており、機能的で自然豊かな環境です。
そんな六甲アイランドが現在ゴーストタウン化していると話題になっています。
しかし調査した結果、六甲アイランドはゴーストタウン化していません。
この記事では、六甲アイランドがゴーストタウン化したと言われる理由や歴史など徹底調査したので解説します。
六甲アイランドについて
六甲アイランドの基本情報
六甲アイランドの基本情報 | |
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名称 | 六甲アイランド |
住所 | 兵庫県神戸市東灘区 |
総人口 | 19,426人(2023年6月30日時点) |
開業日 | 1988年3月 (最初の住宅街が完成、入居開始) |
アクセス | ・六甲ライナー(JR住吉駅直通 約10分) ・みなと観光バス (JR芦屋駅北側直通 約40分) (新神戸直通 約30分) その他、有料道路やフェリー経由でもアクセス可能です。 >>詳細はこちらから |
住居・オフィス・学校・ショッピングモールまで幅広く施設が整備されています。
街を囲う1周5kmのシティヒルはランニングコースとして知られ、四季折々の自然を堪能することができます。
交通機関も整備されており、電車やバス・船まで整備されておりUSJへの直行便までありとても利便性が高い街です。
歴史と発展の背景
神戸市は元々、地形による制約が多く神戸港の整備や都市開発の観点から埋め立て事業が盛んに行われてきました。
神戸港の貨物量の増大と今後の人口増加に伴い、港としての機能と国際的な情報・文化の交流拠点としての機能を持つ海上文化都市として六甲アイランドが建設されました。
1972年から20年かけて総面積595haの埋立地を建設しています。
六甲アイランドの南沖合にはフェニックス計画(廃棄物埋立処分場)の埋立地を含む別の人工島六甲アイランド南を建設する予定でした。
しかし、阪神・淡路大震災で被災した市民の復興したことで一時停滞しています。
現在は2027年度を目安に埋立地を建設中です。
現在の六甲アイランド
現在の六甲アイランドの状況は?
神戸ファッションプラザの商業棟は2018年に最後のテナントが撤退して以降、1~9階まで閉鎖されていました。
しかし2019年に大栄環境グループが買い取りました。
そして2024年3月1日に「RIKKO i PARK」という名前で再びオープンしています。
2024年夏にも続々とテナントがオープンしており、再び賑わいある建物に戻ってきています。
>>「RIKKO i PARK」のイベントの詳細はこちらから
SNSでの口コミや体験談
実際に六甲アイランドの口コミや体験談を見てみましょう。
開業した全盛期に比べるとゴーストタウン化したと感じる人がいる一方で、新しくテナントが開業するなど今後の六甲アイランドに期待を寄せる声も多くありました。
六甲アイランド 夏休み子供ラジオ体操【前期】29日(月)まであります📻
— 六甲アイランドCITY自治会【公式】 (@Ricun1992) July 27, 2024
おまけ:マリンパーク駅改札から橋を渡った先に見える朝の大阪湾。左手にはグランピング施設が作られる予定 pic.twitter.com/YW6gKMDa2u
天神さんに続き、週末は芦屋サマーカーニバルの花火を、対岸の六甲アイランドより。
— イミグレ (@Bali_River) July 27, 2024
夏ですねえ🎆✨ pic.twitter.com/yC1WHSq06q
おー、映画館も復活するんだ! 陰で色んな努力があったんだと思います。応援します
— MikioOkano (@mokano) July 25, 2024
六甲アイランド ROKKO i PARKに『アミュスタ! KOBE』オープン 神戸市 https://t.co/ACu1mbF6jg
六甲アイランドにたまに行くたびに寂れたゴーストタウンの雰囲気にビビるんやけど、人口2万人おる人工島で子育て世代比率もそれなりにあるはずやのに駅前に本屋が無いんよなぁ
— クロマ@2016/1/1.赤505達成 (@kuroma831) July 13, 2024
それがマジで死にゆく街の雰囲気を醸し出してる
六甲アイランドの復興に力を入れる企業
\『 #推し 』を楽しめる場所をコンセプトとした新感覚の映画館🎥/
— 大栄環境グループ【公式】 (@dinsgr_official) July 26, 2024
グループ本部のある神戸・六甲アイランド『 #ROKKOiPARK 』9Fに、
映画館とアミューズメント&イベントスペースを融合した
【 #アミュスタ!KOBE 】がオープンしました!🎉
映画館の他、アミューズメントエリア👾や… pic.twitter.com/SloQmaqakK
神戸ファッションプラザの商業棟を2019年に買い取った大栄環境グループはSNSでも積極的にPRを続けており、再復興に向けて着々と進めているようです。
六甲アイランドがゴーストタウン化したと言われる理由
理由1:阪神・淡路大震災で液状化したことで不人気
ゴーストタウン化したと言われる理由1つ目は、1995年に起きた阪神・淡路大震災による地面の液状化です。
開業して間もない時での事件だったこともあり、人工島への安全面に不安を感じたことから不人気になりました。
計画人口は3万人に対し、実際の人口は2万人ほどだったことで想定よりも人の出入りが少なくなったことからゴーストタウン化したと感じるようになったのでしょう。
理由2:台風によるコンテナ流出で人口島に不安感
ゴーストタウン化したと言われる理由2つ目は、2018年の台風によるコンテナ流出です。
高潮の影響であっという間に冠水し、コンテナが流出するという事件が起きました。
日本では毎年ように襲来する台風ですが、台風の影響をモロに受けたことで人口島への不安から人口減少に繋がりました。
理由3:主要企業の撤退
ゴーストタウン化したと言われる理由3つ目は、六甲アイランドの主要企業と言われたP&Gの撤退です。
レノアやファブリーズで有名な世界最大の一般消費財メーカーです。
大企業の撤退もあり、六甲アイランドに住むP&G勤めの会社員は別の地へ離れていったことは簡単に想像できます。
六甲アイランドの魅力を語る
六甲アイランドがゴーストタウン化したのではとこれまで紹介してきましたが、ちゃんと六甲アイランドにも魅力はたくさんあるのでご紹介していきますね。
魅力1:芦屋サマーカーニバルをゆっくりと楽しめる
東灘・六甲アイランドにある「ホテルプラザ神戸」さんのイチオシ!「7⽉22⽇(⼟)芦屋浜BBQ付き花⽕鑑賞プラン」で、極上BQQとともに夏を満喫してね♪
— 東灘ジャーナル (@higashinada_jou) July 9, 2023
#花火 #ホテルプラザ神戸 #芦屋サマーカーニバル
https://t.co/kvswUgFpvM pic.twitter.com/SRBKgiuBSK
六甲アイランドの魅力1つ目は芦屋サマーカーニバルをゆっくりと楽しめるです。
埋立地となので、六甲アイランドの周りに高い建物はありません。
そのためホテルでは予約制でBBQを楽しみながら芦屋サマーカーニバルの花火をゆっくりと楽しむことができます。
魅力2:イベント盛りだくさん
六甲アイランドの魅力2つ目は毎月のようにイベントが開催されていることです。
2024年3月には大型のスポーツエンターテインメント施設がオープンしており、映画館も13年ぶりに六甲アイランドにオープンしました。
他にもコーヒーのイベント、シーサイドパーティー、夏休み限定こどもまつりなど多くのイベントが開催されています。
六甲アイランド(神戸市)を支援しよう!ふるさと納税返礼品おすすめ3選
第1位:神戸牛すき焼き/しゃぶしゃぶ用(800g 28,000円)
神戸といえばこの神戸牛!
普段食べる機会が少ないすき焼きやしゃぶしゃぶをふるさと納税を機に楽しむのはどうでしょうか。
800gの大容量なので、すき焼き・しゃぶしゃぶどちらも楽しむもいいかもしれませんね。
第2位:デンマークチーズケーキ (6個入り 9,000円)
温めて食べる新感覚のデンマークチーズケーキ。
チーズケーキ好きにはぜひ食べてもらいたい一品です。
筆者も食べたことありますが、何度でも食べたくなるチーズケーキでふるさと納税でリピートしています!
第3位:純米吟醸 福寿(720ml 6,000円)
神戸は実はお酒も美味しく有名です。
この福寿というお酒はノーベル賞の公式行事で提供されたお酒として話題になっています。
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